PHANTASY FANTASYプロローグ

こ、ここは・・・一体どこだ?洞窟・・・暗くてよく見えない・・・
でも俺の記憶にはこんなところ見たことないぞ・・・
そ、それにこの人たちは・・・?

俺の両隣には見知らぬハニュエールとレイマールがいる、もう一人は・・・誰だ?よく見えない
そして前方には・・・ヒューキャストだろうか?そいつは黒いボディで詳しくは見えない

なんだかそいつは行く手を阻んでいるように見える・・・ということはこいつを倒せということなのか・・・?
と、とりあえず俺の愛用の武器を・・・な、なんだこれ?こんな武器じゃなかったはずだが・・・
親父からもらった銀のセイバーじゃないぞ・・・金色に輝いてる・・・?
と、とりあえず突っ込むしか道はない!って、うわっ!?まずい!

その見知らぬ奴は突然銃を撃ってきた!弾丸の形からして・・・スプレッドニードル!?
しかし時すでに遅し、スプレッドニードルの弾を直撃してしまい動けない

く、くそ!とりあえずアンティパラライズを・・・あ、あれ?手が動かない・・・
なんて威力なんだ・・・あんなの改造しないとできな・・・う、うわあああああ!

奴はいきなりチェインソードらしきものを俺の首元めがけて振りかざしてきた!

うわあああああああ!!

「・・・はぁ・・・はぁ・・・ゆ・・・夢ですかい・・・」
気がつくといつも眠っているベッドの上で荒い息をしながら座っていた
「ったく妙にリアルな夢だったからびびったぜ・・・にしても、なんであいつはスプレッドニードルとチェインソードなんて
普通にはもてないような・・・ハンターだったらスプニはもてないし、レンジャーならチェンソーはもてないだろ・・・」
よっぽどリアルな夢だったのだろう、明確に、はっきりと夢の内容を覚えているなんてはじめてだ・・・
「まあ、夢の中だから出来た夢のコラボレーションってやつなのかな・・・起きるにはまだ早いし、もっかい寝ようかな」
まだ午前4時、あたりもまだ暗い。
そんなことを考えながら眠りについた

この夢が今後どういう意味を持つかを知らないまま・・・

プロローグ 完

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