PHANTYASY OF POEMSプロローグ
「リライズ様、朝ですよ」
何か機械音のような声が耳にはいる
「ん・・・うーん、朝か・・・」
「おはようございます、リライズ様」
「おっす、おはよ」
目が覚めて大きく伸びをする一人の男性の前には赤と白のボディのロボットのようなものが浮いている
「それと・・・「リライズ様」はやめようぜ?俺まで堅苦しくなっちゃうからさ・・・」
「そうですか・・・では、どのようにお呼びすれば良いでしょう?」
「ゾンで良いよ。あんまり硬いのは嫌いだから・・・」
苦笑いを浮かべる
「わかりました」
「それで紅蓮、今日の予定はなんだっけ?」
紅蓮(GLEN)というのはゾンの目の前にいる赤いパートナーマシナリーのこと
「今からガーディアンズ本部に行ってライセンスの更新を行い惑星パルムへの渡航許可を得た後
パルムでの実地訓練を行うそうです。パルムに着いたらガーディアンズ支部に行けば教えてくれますよ」
「OKわかった。実地訓練か・・・楽しみだな」
「これからパルム、ニューデイズ、モトゥブの順に各惑星での実地訓練を受けた後
正式ライセンスを取得できます」
「それで俺は晴れてガーディアンズ、ってわけか・・・結構長いんだな」
「いえいえ、速い人なら半年もかかりませんよ」
「そうなのか!」
「頑張ってくださいね」
「おうよ。それじゃ行ってくるよ」
ゾンはガーディアンズ宿舎から出て行った
プロローグ完